
河北杯争奪 第30回宮城県サッカー選手権大会 兼 天皇杯JFA第106回 全日本サッカー選手権大会宮城県代表決定戦 2026年5月10日(日)@みやぎ生協みやぎ野フットボール場A
仙台大学0-1東北学院大学(前半0-0/後半0-0/延長前半0-0/延長後半0-1)

120分間にわたる死闘の決着は、あまりに劇的な形で訪れた。キックオフから前線で身体を張り、テクニカルな仕掛けで仙台大守備陣を翻弄し続けたのは、FW/清水陽太(聖和学園高)。その清水に代わり、ピッチへ送り出されたのが、FW/村上一翔(塩釜FCユース)。延長後半115分、東北学院大は右サイドで攻撃の形を作ると、MF/齋藤凌(青森山田高)が鋭いクロスを供給。中央で待ち構えていたのは、村上だった。疲労がピークに達する時間帯ながら、村上は高い打点のヘディングで合わせると、放たれたボールは鮮やかにネットを揺らす。右サイドを切り裂いた齋藤の献身、清水が繋いだ前線の執念、そして泥臭くゴール前へ飛び込んだ村上の魂が結実した瞬間だった。この115分の先制弾が決勝点となり、東北学院大が難敵・仙台大を撃破。宮城県王者の称号と共に、天皇杯への切符をその手に掴み取った。



フォトギャラリー
Photo&Text:FOOTBALL PHOTO PRESS/Mie Ayuzawa


コメント